22Jul
昭和57年7月23日、長崎に100年に1度といわれた雨が降りました。
非公式ながら、長与町役場に設置された雨量計では1時間に「187mm」の雨が測定されました。
おそらく、今でもこの記録は塗り替えられていないのではないでしょうか。
その時私は就職して2年目だったと思います。
就職先には小さな学生寮があり、当時の教務主任の先生と2人で、
スーパーを回って、カセットコンロや食料を買い求め、
寮生のところへ運んだことを、今でも思い出します。
職場の人たちも帰るに帰れず、手近なホテルで夜を明かしたり、
職場に泊まったりした人もいました。
私が通った小学校の校庭はゴミの山と化していました。
このときの雨が元で、「記録的短時間大雨情報」が設定されました。
それほど、当時の社会に強い影響を与えた災害でした。
今ではゲリラ豪雨などと呼ばれる気象状況が、毎年のように各地に大きな傷を残しています。
災害後の長崎では治水工事が、長い期間かかって行われました。
この災害はどこででも起きるものだと思って、社会も人も、
真剣に対策を考えて欲しいと思います。
ニュースで、よく注意を促しています。
決して危ないところへ近づかないように・・など。
なのに、毎回と行っていいほど、危険な行動を取って亡くなる方がいます。
自分は大丈夫は絶対にありませんから。
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